当店のこだわり
霊峰白山と木場潟をのぞむ小松は、菓子処加賀のほぼ中央に位置します。
当店は北国街道沿いにあり、煎餅は古くから伝わる焼菓子のなつかしい味を大切にしつつ京風の上品さを加味して、丁寧に焼き上げております。
脈々と受け継がれてきた伝統的な和菓子から、その時代を反映した創作和菓子まで、味、舌触り、香り、意匠などすべて計算された一つの作品として、全てのバランスを繊細な感覚で作り上げます。つくりたての煎餅と饅頭を、選りすぐりの素材でひとつひとつ心を込めてお客様にご提供しそれぞれの魅力をより花開かせる、長池彩華堂ならではの趣きの和菓子・煎餅です。
時をへだてた今も、心と技を守り続けます。
香り、食感、音のハーモニーで織りなす煎餅。
季節の移ろいを映す 和菓子。
当店は自社お菓子工場の長池製菓を持ち、和菓子・煎餅の作成から販売までを一貫して行い品質には自信があります。
1966年、初代が煎餅職人として京都の老舗煎餅店から独立し、ここ小松の地に小さな煎餅屋を創業しました。以来、50数年お客様に喜んでいただける菓子づくりを目標に日々、営んでいます。
機械化できない菓子の製法は職人の技術力で支えられ受け継がれています。
お菓子作りには、それほど多くの材料は使いません。それ故に素材の良さや相性が大切になってきます。新鮮でそのお菓子に合う材料を探求し、活かすことを心がけています。
また、お菓子は生き物です。時間と共に変化するものを適時お客様にお届けします。
良い素材を選び
良き相性を探求し
お菓子作らせていただけることに喜びを感じ
お客様に喜んでいただける笑顔を糧にこれからも精進したいと考えています。
お菓子作りは笑顔づくり
笑顔は人生を豊にします。
伝統のお菓子は、加賀藩から受け継がれるお菓子文化。それを守り続けます。
辻占の製法は、昔からほとんどが手作業です。
古来日本より、琴占、歌占、夕占、橋占など多くの占いがありました。道が十字に交差している所のことを「辻」と呼んでいました。その四つ辻に立って,道を通る人の言葉を聞いて,物事の吉凶を占うことを「辻占」と呼んでいました。
古来、辻や橋には未知の霊魂の去来する場所として、神秘的に見られていました。辻占は辻に立ち、黄楊(ツゲ)の櫛(クシ)を持って道祖神(村の守り神である道の神様)に念じ「辻や辻四つ辻がうらの市、四つ辻うら正しかれ辻占の神」と三回歌った後、辻に来た人の言葉で吉凶をいました。
後には、「辻占」と称して財宝の利、恋愛の情、遊里の首尾などを「待ち人来る」「会いたき故に」「約束通り」という風に言葉短く書いて紙に刷り、小さな煎餅に包んだものを夜分に花街で辻占売りが売り歩いていました。
現在、北陸・加賀地方では正月菓子として家族や来客などと一緒に辻占を楽しみ、新年には欠かすことのできない郷土文化のひとつとなりました。
ふたば本店との合流
大正11年、中川和吉が越田さん(小松の醤油店の次男)と共に「出町ふたば」に奉公に入り、そこからのれん分けして越田氏は京都城陽市で開業、中川氏は小松に帰り「ふたば本店」を開業しました。以来、菓子づくり一筋に高い技術で伝統の味を守り続けてきました。
2020年により品質の高い菓子づくりを目指し当店と合流し、長池彩華堂のふたばとして共に歩むことになりました。
ふたば本店の豆大福は、餅の風味を大切に柔らかさの中にしっかりとしたコシが感じられ、あんこと餅のバランスが生み出す至高の逸品です。どうぞ、皆様も一度お召し上がり下さい。

昔より日本で親しまれている煎餅(せんべい)。
香ばしく焼き上げた煎餅は子どもからご年配の方までファンが多い親しみある日本のお菓子です。
この煎餅ですが歴史はとても古く、中国が発祥と言われています。
長池の煎餅は丁寧にひとつひとつ焼き上げた真心を込めた煎餅です。
加賀百万石のゆとりが生んだ気品の茶菓子。
加賀友禅、九谷焼、金箔工芸、加賀象嵌・・・百万石の城下で花咲いた美術工芸品。
そのセンスが和菓子にも生きています。
藩祖・前田利家は千利休に師事し、茶道に通じた大名で、その精神は、前田家代々に受け継がれて、今日の銘菓を生み、育んできました。